⑭記憶するには忘れることが暗鬼の鍵?

勉強法が決まっていますか?

 


完全に勉強法が定まり

自信を持って勉強をしている人

少ないでしょう

 


多くの人が日々勉強法を工夫して

試行錯誤しながら

勉強していると思います

 


Googleで検索をしても

大量の勉強法があり

どの勉強法が良いか

困ってしまいます

 


今回の記事では

私がオススメする勉強を紹介します

 


ほとんどの人が持たない視点から

勉強をしていたので

斬新な勉強法だと思います


一度実践してみて

自分に合いそうな人は

この勉強法を使ってください

  

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・記憶に残る勉強法って何?


勉強には暗記がつきものですね


定期テストや模試は

どれだけ暗記できたか

点数が変わります

 


林尚弘の著書

「受験合格は暗記が10割」

にもある通り

 

受験で

暗記がいかに大切か

が分かると思います

 

 

 

・暗記する勉強法のデメリット

 

ただ暗記するだけの勉強法は

効率が良くありません

 


暗記するためには

繰り返し繰り返し勉強する必要

がありますね

 


暗記するための勉強は退屈で

つまらなかったり面倒だったり...


なかなかモチベーションを保つこと

が難しいと思います

 

 

しかも、暗記したと思っても

時間が経てば忘れてしまいます


暗記した内容のケアも必要になります

 


また入試本番などの緊張した状況では

頭が真っ白になり

 

暗記した内容を

思い出せなくなることも

しばしばあります

 

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それでは

記憶に残りやすい勉強法は

何でしょうか???

  

それは

「忘れる」ことで暗記しやすくなる!

 ということです

 

効率の良い勉強法では

「忘れる」ことが大切です

 


忘れることは

覚えることの正反対であるように

思われますが

 

 

「忘れる」ことで

暗記を手助けします

 


勉強した内容を

完全に忘れるのではなく

 

思い出せるように

「忘れる」のです


つまり

勉強した内容を忘れてしまい

思い出すことを前提に

勉強するのです

 

 

これから「忘れる」

勉強法を紹介していきます!

 

 

・「忘れる」勉強法の仕方

 

「忘れる」勉強法では

ただ暗記や勉強するのではなく

忘れた内容を思い出すための

引き出しと一緒に覚えます

 


引き出しの数をなるべく

多くして覚えます


そのまま全てを

暗記しようとするのではなく

 

周辺情報も含めて勉強するのです


ポイントは無理に覚えようとせず

「忘れてもいいや」

と気楽に勉強しましょう

 

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・「忘れる」勉強法の例

 

○理系科目

 

公式の導出や使い方も勉強して

自分で公式を作れるようにする

 


その公式を使う有名問題や

解法と一緒に勉強する

 


他分野との繋がりも

一緒に勉強する

 

 

(例:ベクトル方程式と

図形と方程式は一緒です)

 

 

○歴史

 

年号と一緒に覚える


年号順に覚え

前後の出来事も一緒に覚える


時代の流れや文化の流れも

一緒に覚える


時代背景も一緒に覚える

 

 

○全体

 

ゴロを使って覚える

 

 

 

・「忘れた」内容を思い出す

 

「忘れる」ことを前提に勉強したら

いよいよ「忘れた」内容を

思い出しましょう

 


問題を解くときに

一緒に覚えた引き出しから

思い出しましょう

 


時間がかかってもよいので

公式を自分で導出して使ったり

時代の流れを辿って

思い出しましょう

 


勉強したことだけ分かっていれば

引き出しから

何とか思い出せるはずです

 

 

もしも思い出せなかった場合のみ

周辺情報を含めて勉強し直しましょう

 

 

 

・思い出す時間を短縮する

 

「忘れた」内容を思い出して

問題を解くと

時間が多くかかります

 


模試や入試では

時間が全く足りないでしょう

 

問題集で演習するなかで

思い出す時間を短縮していけば

よいのです


引き出しを使っていくうちに

だんだん思い出す時間が

減っていきます


慣れることで公式を導出する

時間も減っていきますね

 

 

そして何回も繰り返すうちに

いつか暗記している状態になります


ここまで来ればもう十分でしょう

 


暗記しようと勉強しなくても

勝手に暗記している状態です

 

 

・「忘れる」勉強法のメリット

 

ここまで

「忘れる」勉強法を紹介してきましたが

最後にメリットを紹介します

 

 

暗記するための勉強は

退屈であったり

面倒で勉強が続かないことも

多くあります

 


しかし「忘れる」勉強法

は単純作業ではなく

楽しいです

 


暗記は脳の容量を使いますが

忘れることで覚えられる量が増えます

 


暗記した内容を忘れて思い出すことに

力を入れるため

本番で頭が真っ白になっても大丈夫です

 

 

学習量でもメリットがあります

 


知識の暗記をして

基礎問題を解けるようにして

応用問題を解けるようにする

 

 

この3ステップが必要です

 


しかし「忘れる」勉強法では

知識の暗記と

知識を使えるようにするステップが

一緒のため

 

学習時間が削減でき

効率的に勉強できます


応用問題は

基礎の組み合わせで解きますが

 

「忘れる」勉強法は

周辺情報も一緒に勉強するため

基礎知識を応用させやすいです

 

 

このように

「忘れる」勉強法には

多くのメリットがあります

 

しかし勉強法は好みがあったり

合う合わないがあります

 

 

「忘れる」勉強法を試してみて

自分に役立ちそうならば

使ってください

 

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この着眼点を持った人は多くないので

一度は試してみてほしいです

 


一部でも参考になる情報があれば

幸いです